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Topics No.17                 


ちょっとしたアフリカ関係のお話をしていきます。


「アフリカのいのち」

 アマドゥ・ハンパテ・バーさんの「アフリカのいのち」を読みました。
一言で言うと面白かったです。
この本は、アマドゥさんの自叙伝です。彼の両親の複雑な生い立ちから始まり彼の子供時代の話がつづられています。

 マリを紹介した本の中に登場していた私にとっての歴史上の人物が大勢出てきます。それに最初から驚かされました。
 今まで歴史上の平べったかった人物が、生き生きと血の通った人間として感じられるようになりました。遠くにあった人物が、急に身近に感じられたりします。アフリカの飢饉の様子も生々しくかかれています。そのほかアフリカの人たちの生活や習慣も克明に書かれていて大変興味深いです。

 マリの作家の邦訳本が少なくて残念です。もっと増えて欲しいです。
アフリカの人から直接に歴史をかたってもらえるのは本当にうれしいです。口頭伝承の文化ゆえに、なかなか認めててもらえなかった事実が多々あります。こうして文字で語られることで、多くの人にアフリカの人の姿が伝わっていくといいてすね。もちろん口頭伝承の文化も引き継がれていって欲しいです。

 マリは、音楽大国としてよく知られています。確かに素晴らしい音楽があります。これには、口頭伝承の文化が一役買っているのでしょう。
でも、そのほかにも、たくさん素晴らしい文化があります。少しずつでも皆さんに紹介していきたいです。

といっても、私が詳しいわけではないのが残念です。

                        2003/02/20