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Topics No.22                 


ちょっとしたアフリカ関係のお話をしていきます。


ジャン ルーシュ監督事故死

2004/3/4(木)

 ジャン ルーシュ氏(民俗学者・映像作家)が2月18日ニジェールにて交通事故死したと新聞で読みました。
氏は、たくさんのドキュメンタリー映画を撮っています。私にとっては、やはり「シギ」を記録した監督としての印象が強いです。
シギとは、ドゴン族の大祭で60年に1度、1年ごとに次の村へと移動しながら7年かけて行われるものです。仮面のダンスというとなじみのある方もいるかもしれません。
 確か1996年にNHKで放送した「神話に生きる民ドゴン マリ共和国
第1回壮大な叙事詩シギ」を見直しました。この番組の中でジャン ルーシュ氏は、民俗学者自身がカメラマンでなければならない。といい地元の言葉がわかる録音者も育てました。彼は、シギを撮影した理由として7年間で一回りなので全体を見せるには、映像しかないと思ったからと語っています。また、シギは、まるで推理小説のようだった。一年後に続きが見れるのだからとも語っています。
 毎年フィルム上映会を続けていて、それは、映された人たちと成果を共有すことが大事だと考えているからだそうです。
 シギを研究するには、4回シギをみなくてはいけないと考え240年にわたり調査を続ける事として二人の映像作家をそだててました。

監督の作品をまたじっくり観たいです。
心よりご冥福をお祈りいたします。

事故の詳細・監督に関しては、サヘルの風(blog エッセイ)で詳しく紹介されています。


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